

自分にとって、すこし難易度高めの曲を練習中の方、
「どうしてもこのフレーズが弾けない」
ということがありますよね。
「弾けない」ということの中にも
表現、運指、リズムなど、様々な要素が含まれます。
ピアノは弾く人にとって、中身はブラックボックスなので、
「練習が足りないのかな?」
「練習の仕方がよくないのかな?」
「自分の弾き方がよくないのか な?運指?姿勢の問題?」
「技術的にこれが自分の限界か…?」
と、あれこれ考えを巡らせて、試行錯誤されているのではないでしょうか。
私もそうでした。
自身は天才肌では決してないので、
新しい曲を練習し始めるときはいつも苦戦するものですが、
特にショパンのエチュードやバラードになってくると、明らかに超えられない壁を何度も感じました。
その当時、思っていたことは
「雨の日は鍵盤が重くて弾けない」
「ppを出したいのに、ゆっくり弾いたら 音が出ない」
「音形の飛躍(特に1オクターブ以上)が連続すると、上手く弾けない。鍵盤がぐらぐらして安定しない。」
「家で練習した弾き方でうまくいっていたのに、レッスンでは全然勝手が違う」
などでした。
自分で何とか試行錯誤した結果、変な癖がついたのを、先生に直されることもありました。
たしかに、弾き方が原因であることは多々あります。
ですが、今調律師になって思うのは、
あれは自分だけでなく、ピアノにも原因があったのでは?ということです。
特に雨の日に「重くて弾けない」ほどの状態は、ピアノ内部の問題で、なおせます。
「ゆっくり弾いて音が出ない」のは、整調で改善できます。
「鍵盤が安定せず、上手く弾けない」のは、鍵盤内のクロスが消耗していたり、アクションの動きにロスがあったのかもしれません。
実はそういった悩みのおかげで、ピアノの内部への興味が増していき、今があります。
「どうしてもこのフレーズが弾けない」と、練習が行き詰っている方、
調律をご依頼の際に、お気軽にご相談ください。
きっとお役に立てるとおもいます。