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「どうしてもこのフレーズが弾けない」のは自分のせい?

8月24日

読了時間:2分

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自分にとって、すこし難易度高めの曲を練習中の方、

「どうしてもこのフレーズが弾けない」

ということがありますよね。


「弾けない」ということの中にも

表現、運指、リズムなど、様々な要素が含まれます。



ピアノは弾く人にとって、中身はブラックボックスなので、

 「練習が足りないのかな?」

 「練習の仕方がよくないのかな?」

 「自分の弾き方がよくないのかな?運指?姿勢の問題?」

 「技術的にこれが自分の限界か…?」

と、あれこれ考えを巡らせて、試行錯誤されているのではないでしょうか。



私もそうでした。

自身は天才肌では決してないので、

新しい曲を練習し始めるときはいつも苦戦するものですが、

特にショパンのエチュードやバラードになってくると、明らかに超えられない壁を何度も感じました。


その当時、思っていたことは

「雨の日は鍵盤が重くて弾けない」

「ppを出したいのに、ゆっくり弾いたら音が出ない」

「音形の飛躍(特に1オクターブ以上)が連続すると、上手く弾けない。鍵盤がぐらぐらして安定しない。」

「家で練習した弾き方でうまくいっていたのに、レッスンでは全然勝手が違う」

などでした。

自分で何とか試行錯誤した結果、変な癖がついたのを、先生に直されることもありました。



たしかに、弾き方が原因であることは多々あります。

ですが、今調律師になって思うのは、

あれは自分だけでなく、ピアノにも原因があったのでは?ということです。



特に雨の日に「重くて弾けない」ほどの状態は、ピアノ内部の問題で、なおせます。

「ゆっくり弾いて音が出ない」のは、整調で改善できます。

「鍵盤が安定せず、上手く弾けない」のは、鍵盤内のクロスが消耗していたり、アクションの動きにロスがあったのかもしれません。



実はそういった悩みのおかげで、ピアノの内部への興味が増していき、今があります。



「どうしてもこのフレーズが弾けない」と、練習が行き詰っている方、

調律をご依頼の際に、お気軽にご相談ください。



きっとお役に立てるとおもいます。










8月24日

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